現在、自動車やモバイル機器に用いられるセンサーやモーター、ディスプレイそして二次電池などは、新しい社会づくりの原動力として期待されています。
武井電機工業は、コア技術の「精密制御機械技術」を駆使し、それら進化を続ける産業分野に確かな複合技術と開発力で問題解決のお手伝いをさせていただいております。
当社は昭和11年(1936年)にモーター、変圧器の修理業として創業。配電盤・制御盤の製作を手掛けることで電気制御技術を蓄積してきました。当社が得意とする電気制御技術に「機械」技術を取り入れた「精密制御機械技術」で、ファクトリーオートメーション、メカトロ二クスの分野に進出致しました。
新たな事業として、「レーザ加工技術」に平成15年から取り組み、レーザによる薄膜除去の装置を開発後、商品化しました。現在では高機能フィルムの高速切断加工や高精度の微細加工における技術力の面で、国内外のお客様よりご好評頂いております。
世の中のニーズが多様化し、テクノロジーが急速に進化し続ける中、当社も3つのコアとなる電気、機械、レーザ、それぞれの技術力をさらに高め、それらを融合した複合技術でお客様のご要望に応じて、ものづくりの改革・進化に貢献し、社会のイノベーションを図っていきたいと考えています。
社員一丸となり創造性のある技術開発に取り組み、皆様のご期待に応えていく所存です。
E.M.Lの複合技術でイノベーションをはかるE.M.Lの思想・・・
電気、機械、レーザの複合技術で世の中のニーズに応え、ものづくりの改革・進化に貢献する。それこそが社会のイノベーションとなる
みんながよりよく幸せになるために 「生産性の向上」と「人間性・社会性」の尊重をはかる
昭和11年5月 | 久留米市東町に於いて創業(個人事業) モーター関係の修理を営む |
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昭和38年8月 | 合名会社武井電機製作所設立 工作機械の制御、盤の設計製作を開始 |
昭和41年9月 | 武井電機工業株式会社に改組(資本金200万円) |
昭和45年9月 | 無接点リレーによる制御盤の設計製作 水処理プラントの電装品設計製作据付 |
昭和46年4月 | IC、LSIを使用したアナログ制御の設計製作を開始 |
昭和48年9月 | 工場を三養基郡みやき町へ移転 |
昭和48年9月 | 新工場にて製紙工場 及び製鐵所向けSCR(静止型)レオナードの製作開始 |
昭和49年3月 | 本社を久留米市江戸屋敷に置く IC、LSI、MOSIC等使用のデジタル制御装置設計製作 |
昭和53年10月 | 機械事業部門の設立 |
昭和57年9月 | 産業用ロボット2台(2頭10軸)試作機を完成 |
昭和61年3月 | FAシステム事業部を設置(機械事業部を発展的解消) |
平成4年4月 | 光メディア用ディスクの生産設備 生産開始 |
平成7年1月 | 画像処理制御システム開発開始 |
平成7年1月 | 富士電機株式会社と画像処理にてエ ンジニアリング事業提携 |
平成8年10月 | 半導体後工程/高速ワイヤボンダ 研究開発開始 |
平成10年2月 | 高速ワイヤボンダ試作機完成。 実装テスト 特殊ダイボンダ研究開発 |
平成10年4月 | 半導体前工程/洗浄装置研究開発 |
平成10年12月 | 数回の増資を重ね、資本金を9830万円とする |
平成10年12月 | ウェハー省レジストスピンコータ研究開発 |
平成11年5月 | ISO9001認証取得 |
平成12年2月 | 液晶プロセス装置生産開始 |
平成12年9月 | クリーンルーム設置 超クリーンシステム生産 |
平成13年5月 | PDPプロセス装置生産開始 |
平成15年2月 | ITO透明電極レーザ加工装置を開発(1号機) |
平成16年8月 | 久留米工場を新設。(久留米市津福本町) |
平成17年12月 | 太陽光電池生産工程プロセス装置生産開始 |
平成18年6月 | ISO14001認証取得 |
平成20年6月 | 本社を佐賀県三養基郡みやき町江口2617番地に移転 |
平成23年12月 | レーザ加工装置による薄膜除去方法及びその装置 (特許取得第4887086号) |
平成24年8月 | レーザ加工用集塵装置 (特許取得第5063239号) |
平成24年6月 | メタウォーター(株)より高圧盤・システム制御盤の 製造委託工場に採択される |
平成25年3月 | 薄膜積層ガラス基板の薄膜除去方法及びその装置 (特許取得第5207306号) |
平成25年4月 | 機能性フィルム用薄膜レーザパターニング装置の実用化開発で、NEDOの助成金対象に採択される |
平成25年7月 | レーザ加工装置におけるキャリブレーション方法及びそのプログラム (特許取得第 5311396号) |
平成25年8月 | レーザクリーニング装置の機能向上の為の研究開発が 「ものづくり助成金」(佐賀県)の対象に採択される |
平成26年8月 | ウエハの分離方法及び、ウエハの分離移載装置 (特許取得第5585911号) |
平成26年10月 | タッチパネルディスプレイ用機能性フィルムのための熱影響を抑制するレーザ切断装置の実用化開発を「経産省・サポイン」の支援事業に採択される |
平成28年4月 | レーザー加工方法及びレーザー加工装置(特許取得第6035461号) |
平成29年3月 | はばたく中小企業・小規模事業者300社に選定され経済産業大臣の表彰を受ける |
平成29年10月 | 公益社団法人発明協会が主催する 平成29年度九州地方発明表彰において発明奨励賞を受賞 |
平成29年12月 | 経済産業省より地域経済牽引事業の担い手の候補となる地域の中核企業として「地域未来牽引企業」に選定される |
平成30年1月 | 第7回「ものづくり日本大賞」において九州経済産業局賞を受賞 |