組立工場内
ポンプ制御盤
PLC盤
卓越した制御技術を活かし、さまざまなメカトロニクス製品やFAシステムを生み出してきた武井電機工業。
それは設立当時から手がけてきた配電盤や制御盤の製作に携わる中で培われたエレクトロニクス関連の制御技術をベースとしたものです。
配電盤や制御盤は、現在も当社の主力製品のひとつとして生産を続け、さまざまな施設の動力系をコントロールする配電・制御システムとして重要な役割を担っています。
代表的なものとしては、上・下水処理場の高圧受電盤からポンプ運 転盤、低圧制御盤等のエネルギー盤、中央監視操作盤などを手がけ、その他にも、ごみ焼却処理施設や、鉄鋼関係、自動車メーカー・住宅関連産業 等、さまざまなユーザーのニーズに応じた各種の配電・制御システムを提供しています。
産業の高度化や都市機能の充実が進む中、エネルギーとしての 電気はますます重要なものとなり、その需要は多様化の一途をたどっています。
コスト削減、生産性の向上、製品の高品質化等のさまざまな課題を解決するために電気(エネルギー)をどう活用するか。
このような新しいニーズが出てくる中で、当社は、単に配電盤・制御盤等の機器を納めるだけではなく、電気・機械・情報技術のスペ シャリストとしてのノウハウと知恵を提供し、ハード・ソフトの両面から省エネルギーや効率化への貢献をめざします。
配電時のロスを無くし、効率よく電気を使っていただけるシステムを構築するのはもちろんのこと、製品の付加価値を高め、省エネルギーや環境保全といった課題解決にも寄与するさまざまな 配電・制御システムの提案やコンサルティングなど、幅広い活動で、当社は皆さまのお役に立っていきたいと考えています。
JEM1425,JIS C4620,MW/PW/CW 各種対応
要求仕様書より具体的な製作仕様書・制御フロー・回路図 等を作成し、承認後、製作図面(外観図・製缶図・内部配置図・接続図等)を作成します。
製缶図・筐体図のデータを元に盤の筐体を製作します。 タレパンでの平板の型抜き・曲げ・アングル材の切断・溶接の工程で筐体を製作します。
製缶済の筐体・カバー・フレームの塗装を行います。
具体的には塗装前の下地処理・塗装・乾燥(炉)・検査(膜厚・ムラ)の工程となります。メラミン焼付塗装と粉体塗装の2種の方式にて対応しています。
内部配置図に基づき、部品の組付・配線を行います。
組立に際し、電線加工(マークチューブ・圧着)やデバイスシールの作成を行います。
品質保証専属のスタッフにより様々な試験を行います。
一般的な外観検査・通電検査・耐圧検査の他、顧客の仕様に基づく様々な試験を行い、試験検査書を提出します。顧客の立会検査・書類検査合格をもって盤を養生し出荷します。
納品後の施工・調整作業を行います。
また、設置後の定期的なメンテナンスや改造工事も行います。
盤の改造や更新時には必要に応じて現地調査を行います。
低圧盤(分電盤・制御盤)
機側(現場)盤(表示/操作盤)
デスク盤/監視盤・システム
高圧盤
他特殊盤各種